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EF 40mm f2.8 STM 実戦投入

120624-01-3_20120624202232.jpg

今日は新しく購入したEF 40mm f2.8 STMを持って、奈良県のアジサイの名所として名高い矢田寺へ行ってきました。
あまりにも大量のアジサイがあり、真剣に撮るにはかなりの根気が必要です。
境内のいたるところにアジサイがあり、1周下見してから再度目星をつけた上で撮影して回るのがいいと思うほどに大量のアジサイがありました。

マクロレンズも持って行きましたが、今回のめあてはEF 40mm f2.8 STMを実戦でテストすること。
いろいろ撮影しましたが、成果はPHOTOHITOの私のページをご覧頂ければ幸いです。
PHOTOHITO R25の写真一覧

その中から1枚。
201206241.jpg

この写真はf4に絞って背景の石仏の存在がわかるように撮影しました。
50mmはf1.4やf1.8が手頃な値段で手に入るため、焦点距離が近い40mmで開放f2.8というと暗く感じるのですが、実際の撮影では被写界深度がかなり浅くなるため、40mmで開放f2.8でも十分ボケを生かした撮影が可能です。

120624-01-2_20120624201934.jpg

先ほどの写真から花一輪(アジサイの場合もこういうのを一輪と呼んででいいのか?)を切り出しました。
しっかり解像しており、画質は申し分なし。
価格以上の魅力を持ったレンズだと感じました。
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EF 40mm f2.8 STM 購入

本日発売のEF 40mm f2.8 STMを購入してきました。
腕前はともかく期間だけは長い写真歴ですが、発売日に機材を買うのは今回が初めてです。
初期不良の心配や値引きの少なさで敬遠しがちですが、このレンズは定価23,000円と格安で、
値引きした価格は行きつけの店で18,000円でした。
お小遣いの残りでも買えるほど格安でしたし、これから値下がりしていってもせいぜい差額は数千円。
思わず飛びついてしまいました。

120622-01.jpg

APS-Hの1D系には40mmという焦点距離は約50mm相当となり、付けっぱなしには丁度いい画角。
大きなボディにパンケーキをつけても小型軽量の魅力には欠けますが、つかみの1枚を気軽に撮るためにはいい組み合わせだと思います。

実はこれまでコシナのフォクトレンダー ウルトロン 40mm f2を1D用の標準レンズとして使ってきました。
写真はEF 40mm f2.8 STMにウルトロンのフジツボフードを装着。
純正もフジツボフードではありますが、フィルターのステップアップリングのような外観です。
52mm系のレンズキャップが使えるというメリットがありますが、コシナ製フードの方がかっこいいので購入を見合わせました。

同じようなレンズを何本も持っていてもしかたがないのですが、せっかく買ったレンズを二束三文で手放すのももったいないので、とりあえず両者を使い分ける方向でがんばってみようと思います。

今日はちょこっと触っただけですが、明日は試し撮りを楽しもうと思っています。
EFとの描写の違いが楽しみです。


<追記> EF 40mm f2.8 STM と コシナ ULTRON 40mm f2.0 SL IIを比較

120624-01-2.jpg

比較対象になりやすそうなこの2本のパンケーキレンズ。
使い勝手を比較してみました。

EF 40mm f2.8 STM

EF 40mm f.28 STM(以下EF 40mm)は、かなり薄くて軽いレンズに仕上がっています。
ULTRON 40mm f2 SL II(以下ULTRON 40mm)よりも全長でわずかに短く、重さも軽め。
とはいえ、EF 50mm f1.8 IIのような華奢な感じではなく、マウントは金属でプラの鏡胴もしっかりしており、ジーコ3兄弟(35mm f2など)なみの頑丈さはありそうです。
ピントリングは幅は狭いのですが、ギリギリ困らない程度の幅は確保されています。

120624-01-4.jpg

新しく搭載されたSTM(ステッピングモーター)は従来のAFDに比べると静かにピントを合わせます。
USM程ではないにせよAFDとは別次元の静かさで、音を出すことがはばかられる場所でも気にならないように思います。
フルタイムマニュアルフォーカスが可能ということで楽しみにしていたのですが、AFロックしたままピントリングを回すとモーター音をさせながらピントが移動します。意外なことに初期のUSM搭載レンズのようなパワーフォーカスでした。
このパワーフォーカス、USMのフルタイムマニュアルフォーカスほど滑らかではなく、どこかぎくしゃくとした印象を受けます。ピントリングを回すのに合わせ、途切れ途切れにモーター音が聞こえるからだと思います。
ピントリングの感触自体はスカスカかと思いきや、意外にも滑らかで頑張ったなあと感じました。

120624-01-5.jpg

パワーフォーカスは当然電源OFF時には機能しません。
EF 40mmはピント合わせの際に鏡胴を繰り出しますが、ご覧のとおりレンズの全長に対して結構飛び出してきます。
電源を切ると鏡胴を収納することができないのはちょっと残念。

また、STMのパワーフォーカスはプレビュー時にはフォーカスの移動ができません。
プレビューを見ながらピントの微調整ができないのはちょっと困りものです。

もう少しがんばって欲しいところもありますが、このレンズは定価で23,000円という破格のレンズ。
しかもキャノンには珍しいパンケーキレンズということで、その存在自体に値打ちがあります。
しかも描写も良さそうで、少し試し撮りした感じでは発色や解像度などいつも使っているEF 24-105mm f4L USMと大差ないような印象を受けています。画質についてはしっかりとチェックしたわけではないので、今後しっかり調べてみようかなと思っています。
要改善ポイントも残しつつも、気軽にAFで楽しめるパンケーキレンズの登場は嬉しいです。

120624-01-3.jpg

一方、ULTRON 40mmはMF専用レンズということで、ピントリングは幅が広く、滑らかに回ります。
手にした時に意外なほどズシッとしており、金属ならではのシッカリ感が頼もしく感じられます。
金属製のフジツボフードもしっかりした造りで、この辺りはEF 40mmとの格の違いを感じさせる部分です。

デザインも凝っていて、ただの筒のように見えないように工夫が凝らされています。
ピントリングから先に向かって側面に傾斜をつけ、フードの傾斜と連続性を持たせるようなデザインになっています。
このレンズと並べると、EF 40mmはデザイン、質感共にかなり不利に感じられますが、そこは価格の差となって跳ね返ってきます。

120624-01.jpg

1段分の明るさの差は、長さや口径、鏡胴の太さのわずかな差となって現れます。
EFとULTRONを真上から見比べると口径の差がわかりますが、共に小さいのでこの差は実用上まったく気にはならず、こうして並べて初めて分かるレベルです。
2本の差をもっとも感じるのは、質感の部分と言えそうです。

_D3_7900-53.jpg

ULTRON 40mmで撮影した明石海峡大橋。
EFが他のキャノンのレンズとよく似た描写をするのに対し、こちらはどことなくふわっとしたノスタルジックな描写をするレンズという印象を持っています。
この写真は絞り込んでの撮影ですが、絞り込んでもカリカリになり過ぎないのが気に入っています。

ともにコンパクトながら画質もよく、お手頃価格で魅力的なレンズです。
特にEF 40mmの価格は写りを考えれば超お買い得だと思います。
気軽に使えるパンケーキが欲しければEF、こだわって使ったり質感を求めたりするならULTRONでしょうか。
画質についてはもっと両者を使い込んでみたいと思います。

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