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北勢線に続き、三岐鉄道の紹介

三岐鉄道北勢線の紹介からかなり間が開いてしまいましたが、今日は本家三岐鉄道を紹介したいと思います。
以前の記事はこちら→ 「がんばれ!三岐鉄道北勢線」

100808-01-5.jpg


三岐鉄道の乗りつぶしには、以前北勢線の記事でも紹介した「三岐鉄道1日乗り放題パス」を使用。
1000円で三岐鉄道と北勢線の両方が乗りつぶしになるというお得なきっぷです。
ちなみに起点の近鉄富田から終点西藤原までの乗車券が500円です。ただ往復するだけでも十分元がとれます。

sg1.jpg
三岐鉄道の電車は、近鉄富田の3番線から出発します。ここから藤原岳麓の西藤原までの26.5kmを結んでいます。
名前から三重県と岐阜県を結ぶ計画を持っていたことがわかりますが、路線は三重県内のみとなっています。
終点の西藤原からそのまま谷を進むと関ヶ原につながっており、関ヶ原を目的地にしていたものと思われます。
三岐鉄道は近鉄富田駅と駅を共有しているため、養老線や湯の山線のように近鉄の支線だったのかと思っていましたが、一度も近鉄に合併されたことはないそうです。

sg2.jpg

車両はすべて西武の旧型車両。以前はいろんな会社の車両を使っていたようですが、現在は西武系で統一されています。
右に写っているのは101系。どことなく、国鉄の101系とも似ているような・・・
この形式と801系(近鉄富田駅の写真に写っている車両)と呼ばれる車両を多く見かけました。

sg3.jpg
のどかな田園風景の中、藤原岳を目指して電車は走ります。
終点の西藤原はこの藤原岳の登山口となる駅であり、車窓から見える藤原岳はその美しい山容と相まって、沿線風景の象徴とも言えるでしょう。
日本百名山までには入ることができませんでしたが、三百名山には入るそうです。

20110508sgrc.jpg

三岐鉄道というと、今は少なくなった貨物輸送が現役であることが大きな特徴としてあげられます。
近鉄への合併を免れてこれたのも、貨物輸送が好調だったからでしょう。
貨物列車は、太平洋セメントの工場がある東藤原からJRの富田を目指します。



東藤原駅構内にはたくさんの引き込み線があり、貨物列車の入れ替え作業を見ることができます。
最近地方では1時間に1本程度列車が来るだけで、駅は無人で荒れ放題ということも珍しくはありませんが、
三岐鉄道は30分間隔を守っており、割と頻繁に列車がやってきます。
私が降りた駅では無人駅はなく、有人駅が多いようです。
東藤原では何人もの従業員が入れ替え作業をしており、予想に反して意外に活気のある路線でした。

三岐鉄道といえば東藤原というぐらいにこの駅が重要なのですが、この他にもファンとしては見逃せない駅を紹介します。
sg4.jpg
まず、1つ目は終点西藤原。東藤原からわずか2駅で到着します。
電車から車窓を見ているとさびしいところという印象をうけるのですが、地図を見れば周辺は意外に開けています。図書館や市役所の出張所などもあります。
ただ、西藤原駅は市街地の外れで山の側にあるため、ちょっと寂しい雰囲気です。移動手段の主役が電車ではなく自動車であることがよくわかります。
この駅は、1面2線の島式ホームなんですが、使っているのは1線だけで、もう1線には古い機関車を展示しています。子どもたちが自由に電気機関車のデッキに上がったり蒸気機関車の運転席に入ったりしています。
また、写真でもわかるように小さなレールを敷いて、上に乗れる小型の蒸気機関車や新幹線を走らせているようです。
ウイステリア鉄道という名前がつけられており、家族連れが楽しそうに過ごしていました。

sg5.jpg
2つ目に紹介するのは丹生川駅。
駅自体はいたって普通の1面2線島式ホームなんですが、駅の近くに引き込み線がいくつもあり、
蒸気機関車や貨車が停められています。
貨物鉄道博物館と名付けられた施設がありました。私が行ったときにはいつも閉まっていますが・・・
開館日は限られておりだいたい月1回。興味がある方は調べてから行くことをお勧めします。
公式サイトのリンクはこちら→ 「貨物鉄道博物館公式サイト」

写真に写っている39というプレートの蒸気機関車のほか、二軸式の貨車を中心に展示されているようです。

20110508sgr1.jpg

地方ローカル線というと、経営の苦しさが前面に出ていて、行くと絶望感を感じて帰路に着くことも少なくありません。そんな中、和歌山電鐵などはたま駅長によるPRが成功し、活性化に結びついています。
三岐鉄道も、起点が四日市から少し離れた富田というところが不利な条件の中、貨物輸送のおかげで経営が成り立っていますし、地味ながら鉄道施設を使った活性化やサイクルパスの発売など、話題づくりでも努力が見られます。
神戸電鉄の粟生線ですら廃止の危機に瀕している中、地方のローカル線経営は簡単ではありませんが、今後の頑張りにも期待したいものです。

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Comment

[1231]

三岐鉄道は行った事がないのですが、未だに独立系なのは不思議な感じですね。
傘下に入ったり合併しないで済むのは貨物輸送のおかげかもしれません。
川向うの北勢線も引き受けてからかなり手を加えているのでやる気がありますね。

[1232] ちよほかさん、こんばんは

ちよほかさん、こんばんは。三岐鉄道は貨物輸送のおかげで独立していますが、北勢線を引き取ることになったときにはそんな余裕があるのかと驚きました。
伊勢鉄道や北越急行、智頭急行なども特急のルートになっているおかげで沿線の状態から想像できない収入を得ていますが、この路線も貨物輸送がそれだけ安定しているということなのでしょう。
1日に何往復も、しかも重連の機関車が牽く貨物列車、とても頼もしい存在に見えます。

[1233]

こんばんは。
三岐鉄道は私も行ったことがあります。
食べ物やら他の観光とセットで主人の撮影が組まれていました。
確か夏ですごく暑かった記憶があります。
貨物博物館は知らなかったので、ぜひ、次回は予定に組み入れてもらいたいと思います。

[1243]

  地域の足としてのローカル線だけでなく、貨物に機関車のテーマパークと様々な顔を持つ三岐鉄道。これほど魅力的な路線は全国でも五本の指に入ると思います!

[1250] 4001レさん、こんばんは

4001レさん、こんばんは。
貨物博物館、私も開館時の様子を知らないので何とも言えませんが、月に1回程度しか開いていないとのこと。
かなり狙っていかなければ、入館は難しそうです。
それにしても、食べ物の計画までご主人がなさっているのですね。ご主人、マメですね。

[1251] はぐるまさん、こんばんは

はぐるまさん、こんばんは。
三岐鉄道は貨物輸送でなりたっているものの、ファンをとても大事にしていますね。
貨物輸送以外でも需要を掘り起こし、地方ローカル線が経営に苦しむ中で、将来に向けて鉄道のあり方を真剣に考えているように思います。
今後も経営を見守りたくなる路線ですね。

[1255] こんばんは

少し前にちょろっとですが三岐鉄道を見ました。
旧西武車とアーバンライナーが顔を合わせる瞬間が有るのですね。
興味深いですね。
丹生川駅にも寄りましたがこういうの見ると、単なる人員や貨物輸送を
業務としてこなす企業としてだけではなく、鉄道の魅力とそして
その鉄道に興味を持つ人に対してとても素晴らしくそして優しい会社なんですね。
頑張って欲しいし心から応援したくなりますね。

[1256] 特急彗星号さん、こんばんは

特急彗星号さん、こんばんは。
三岐鉄道は近鉄と駅を共有しているため、てっきり近鉄系と思っていたのですが、
旧西武の車両と近鉄の車両が顔を合わせるというのは他では見られない組み合わせですね。

この会社、地味ながら地方ローカル線を維持するためにファンを増やそうという努力を感じますし、
未だに有人駅が多いことも特筆に値すると思います。
決して楽な経営状態ではないと思いますが、がんばってほしいです。

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