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<関西駅探訪10> JR西日本 山陰本線 餘部駅

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 関西駅探訪、節目となる第10弾はJR山陰本線 ”餘部駅”です。

 鉄橋で有名なこの駅ですが、鉄橋の架け替えが進んでいる写真を見て、工事中の様子も一度みておきたいと思い、訪問しました。

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 かつては陸の孤島で、資材運搬を海路に頼らざるを得なかったというほどの僻地だったようです。そんな地に、全長390m、地上41mの高さを誇る鉄橋が造られたのが明治45年。このような立派な鉄橋が、約100年も前に造られていたことは驚きです。

 ちなみに、41mといえばマンションでいえば14階に相当します。その上を列車が走るので、乗客は15階に匹敵する高さからの眺めを楽しむことができます。

 列車でこの区間を通過すると、鉄橋通過中はすぐ足下まで見えるため、15階相当といってもかなり高く感じられます。今でこそ15階というと珍しくありませんが、建設当時の列車に乗った人々は、さぞかし驚かれたことでしょう。

 現在、架けかえ工事がかなり進んでおり、旧橋脚のすぐ隣にコンクリート橋が建設中。クレーンが立ち並ぶ姿は異様に感じます。
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 バスで山陰を訪れる観光客の多くもこの鉄橋を見に立ち寄るため、鉄橋の真下付近には駐車場が設置されています。大型の駐車レーンが並び、観光バスが相当数ここで停車するようです。駐車場には自販機、トイレもあり、駅よりも設備が充実しています。すぐ近くには喫茶店もあり、車での訪問客がかなり多いと言うことが分かります。

 この駐車場には、鉄道ファン向けに鉄道写真を公開・販売しているギャラリーの広告も貼られていました。このギャラリーの広告は、駅の登り口周辺など数カ所に出されていました。
 同じ趣味を持つ方が、こうして鉄道趣味を生かして仕事にされているのを見ると、非常にうらやましく感じます。自分も退職後はまねをしてみたいものだと、遠い将来に向けて1つ夢を持つことができました。
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 鉄橋の真下に来ると、すぐ隣に隣接してコンクリート橋が造られていることがよくわかります。

 こうして鉄橋を間近に見ると、鉄骨が緻密に組み合わされた繊細さが幾何学模様のようで美しく感じられます。旧鉄橋はスケスケでスリル満点でしたが、コンクリート橋はかなり幅広くどっしりとした印象です。

 架けかえは残念ですが、よく100年も現役で使えたものだと感心します。次のコンクリート橋も、見た目は味気ない外観になりそうではありますが、長く安全に使える立派な橋にしてほしいものです。
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 かつては集落からはコンクリートで固められた山道を登って駅にたどり着きましたが、今はこのような仮設のスロープが造られています。
 仮設スロープは駅に登る道の中腹まで設けられており、非常にゆるやかな登りになっています。

 以前来たときのルートを思い出せないのですが、おそらくもともとのルートは工事でふさがれてしまったのでしょうね。
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 途中からは、以前から使われている山道をコンクリート舗装した道に合流します。しばらく登っていくと、この写真のように以前の道が封鎖されています。鉄橋の下をくぐって駅に出るようになっていましたが、ここで右に曲がり、駅の線路側へ向かうようになっています。
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 駅へのアクセス路は、途中からは新たに設けられています。街灯が設置され、民宿などの案内板も設置されています。ずいぶんきれいになったなあと感じます。
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 坂道を登り切ると、駅の線路側に出ます。ここから踏切を渡ってホームに行くようになっています。列車が到着すると駅に行くことができません。
 駅は従来から1面1線でしたが、ホームは幅が狭くなり、待合室も撤去されてしまいました。現在の餘部駅は、雨をしのぐ場所は全くありません。非常に寂しい状態になった上に、工事現場を囲む金網が殺風景な印象を加速させます。

 しかし、ホームには花も植えられ、きれいに見せるような工夫がされています。育てているのは地元の方でしょうか。頭が下がる思いです。

 ホームの反対側は新線が敷かれるための準備が着々と進められています。崖は削られてコンクリートで固められています。今の駅は線路の山側にホームがありますが、新駅のホームは海側になるのでしょうか。
 ここからアクセスできた海をバックに鉄橋を渡る列車を撮影できた有名なお立ち台へも、今はもう入ることができません。
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 この鉄橋、以前から感じていたことですが、遠くから見たときの印象と上から見たときの印象が違います。下から見ていると一般的なガーター橋のようにスケスケに感じるこの鉄橋ですが、両側に柵や作業用の歩道があるため、けっこうしっかりしたものに見えます。
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 キハ181系の置き換えも決まり、長らく見慣れたこの光景も、まもなくガラッと変わってしまいます。新しいコンクリート橋になっても、海や山のきれいさは変わることはありませんから、美しい風景に溶けこむ撮影地をまた探してみたいと思います。

 工事は2010年に完成予定になっています。

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Comment

[48] No title

餘部最新情報をありがとうございます。
餘部鉄橋の写真を見ると泣けてきます…

下から見上げると、確かにコンクリート橋は重々しく見えますね。
やはり現鉄橋は繊細で芸術的だな~と思いました。

餘部駅も居心地のいいホームにしてほしいですね。

[49] BITOTABIさん、こんばんは

BITOTABIさん、こんばんは。
餘部鉄橋、長く親しんできただけに今の姿は残念ですが、大きな事故も起きただけにしかたがないのかなとも感じます。
「今までずっとありがとう」という気持ちで見送りたいですね。

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