次のカメラ購入をどうするか・・・
初めて購入した一眼レフがEOSの初代となるEOS 650。それ以来、20年間EOSを使ってきました。
この650を10年以上使い、シャッター幕の持病が出た後はEOS 55を購入。ファインダーに不満を感じ、1年半ほどでEOS-3を購入。中古EOS 5との2台体制へ。
このEOS-3、あくが強く使いこなしが難しいカメラでしたが、EOS-1N譲りのしっかりとしたボディーと強力なAFが魅力でした。機能面で不満があるはずがなく、操作性・機能ともに満足していましたが、視線入力が使いづらく、かといって手動でAFポイントを選択するのも大変で、最後まで”じゃじゃ馬”の印象がありました。
それでも、プロに受け入れられる操作性はさすがに良く、とっさの時にも思わず反応するほど、手に馴染んでいました。
このEOS-3は約10年所有しましたが、今や時代はデジタル一色。撮影しても費用がほとんどかからないデジタルは、趣味で写真を楽しむにはうってつけで、EOS 40D購入後はデジタルばかりになってしまいました。長いつきあいのEOS-3も出番がなくなり、その後追加したEOS 10DとともにEF 70-200mm f4L IS USMの購入資金として手放してしまいました。
今思えば、鉄道写真を撮るようになったのはEOS-3を購入してから。今は鉄道メインで撮影していますが、その原点となったカメラでした。
その後、EOS 10DとEOS-3の併用期間を経て、主役の座はEOS 40Dへ。このEOS 40D、非常によくできたデジイチでした。
従来のEOS中級機とは一線を画した力の入ったファインダー。どちらかというと、ヌルヌル系のデザインが多いキヤノンにあって、エッジの効いたシャープなデザイン。秒6.5コマという、フィルム時代では高級機だけに許されたスペック。EOS中級機では初となるライブビューやゴミ取りの採用。そして、抜群のコストパフォーマンス。「これは買いだ!」という魅力に溢れた1台でした。画質についても、特に不満を感じることはありません。
この40D、今も私にとって現役バリバリの相棒なのですが、フィルム時代を長く経験した者としては、どうしても馴染みのあるフルサイズが気になって仕方がありません。我が家ではフィルム時代にそろえたレンズが多いため、それらがAPS-Cでは中途半端な画角になってしまい、広角が不足します。
また、評価している40Dの操作系も気になる点が1点。意外に思われるかもしれませんが、プレビューボタンの場所です。EOS-1系と40DなどのフタケタDではプレビューボタンの場所が左右反対にあり、ボタンのストロークもぜんぜん違います。これについては、EOS-1系の方が圧倒的に使いやすくできています。
一見、地味なポイントですが、マクロ撮影をするときなど、これがめちゃくちゃ気になってしまうのです。
また、時を同じくして周囲にD300やD700ユーザーが増えてきたのですが、ニコン機の歯切れの良いシャッター音やフィーリングが気になって仕方がないようになってきてしまいました。特にD700は魅力的です。フルサイズ、お手頃価格、歯切れの良い動作などなど、気になる要素がいっぱいです。キヤノンには、このD700に匹敵する機種がないのがなんとも悔しい・・・。
この”D700うらやましい病”が、新機種への物欲を刺激するのですが、キヤノンではニコン上級機の歯切れ良さに匹敵するのが高価な1D系しかないという状況。5D2、7Dどれも決め手に欠けると悩む毎日。40Dに満足していたはずなのに、こんな状況へ追い込んでしまうニコンD700、恐るべし・・・。ニコンは、ファンが喜ぶツボを押さえているなあと感じます。
一時期、真剣にD700への移行も考えましたが、レンズ資産がすべて無駄になるのが惜しいのとキヤノンへの愛着で踏みとどまりました。5D3が秒5コマになってAFが今より広くなれば即買いなのですが・・・。
この650を10年以上使い、シャッター幕の持病が出た後はEOS 55を購入。ファインダーに不満を感じ、1年半ほどでEOS-3を購入。中古EOS 5との2台体制へ。
このEOS-3、あくが強く使いこなしが難しいカメラでしたが、EOS-1N譲りのしっかりとしたボディーと強力なAFが魅力でした。機能面で不満があるはずがなく、操作性・機能ともに満足していましたが、視線入力が使いづらく、かといって手動でAFポイントを選択するのも大変で、最後まで”じゃじゃ馬”の印象がありました。
それでも、プロに受け入れられる操作性はさすがに良く、とっさの時にも思わず反応するほど、手に馴染んでいました。
このEOS-3は約10年所有しましたが、今や時代はデジタル一色。撮影しても費用がほとんどかからないデジタルは、趣味で写真を楽しむにはうってつけで、EOS 40D購入後はデジタルばかりになってしまいました。長いつきあいのEOS-3も出番がなくなり、その後追加したEOS 10DとともにEF 70-200mm f4L IS USMの購入資金として手放してしまいました。
今思えば、鉄道写真を撮るようになったのはEOS-3を購入してから。今は鉄道メインで撮影していますが、その原点となったカメラでした。
その後、EOS 10DとEOS-3の併用期間を経て、主役の座はEOS 40Dへ。このEOS 40D、非常によくできたデジイチでした。
従来のEOS中級機とは一線を画した力の入ったファインダー。どちらかというと、ヌルヌル系のデザインが多いキヤノンにあって、エッジの効いたシャープなデザイン。秒6.5コマという、フィルム時代では高級機だけに許されたスペック。EOS中級機では初となるライブビューやゴミ取りの採用。そして、抜群のコストパフォーマンス。「これは買いだ!」という魅力に溢れた1台でした。画質についても、特に不満を感じることはありません。
この40D、今も私にとって現役バリバリの相棒なのですが、フィルム時代を長く経験した者としては、どうしても馴染みのあるフルサイズが気になって仕方がありません。我が家ではフィルム時代にそろえたレンズが多いため、それらがAPS-Cでは中途半端な画角になってしまい、広角が不足します。
また、評価している40Dの操作系も気になる点が1点。意外に思われるかもしれませんが、プレビューボタンの場所です。EOS-1系と40DなどのフタケタDではプレビューボタンの場所が左右反対にあり、ボタンのストロークもぜんぜん違います。これについては、EOS-1系の方が圧倒的に使いやすくできています。
一見、地味なポイントですが、マクロ撮影をするときなど、これがめちゃくちゃ気になってしまうのです。
また、時を同じくして周囲にD300やD700ユーザーが増えてきたのですが、ニコン機の歯切れの良いシャッター音やフィーリングが気になって仕方がないようになってきてしまいました。特にD700は魅力的です。フルサイズ、お手頃価格、歯切れの良い動作などなど、気になる要素がいっぱいです。キヤノンには、このD700に匹敵する機種がないのがなんとも悔しい・・・。
この”D700うらやましい病”が、新機種への物欲を刺激するのですが、キヤノンではニコン上級機の歯切れ良さに匹敵するのが高価な1D系しかないという状況。5D2、7Dどれも決め手に欠けると悩む毎日。40Dに満足していたはずなのに、こんな状況へ追い込んでしまうニコンD700、恐るべし・・・。ニコンは、ファンが喜ぶツボを押さえているなあと感じます。
一時期、真剣にD700への移行も考えましたが、レンズ資産がすべて無駄になるのが惜しいのとキヤノンへの愛着で踏みとどまりました。5D3が秒5コマになってAFが今より広くなれば即買いなのですが・・・。
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Comment
[100] No title
[101] BITOTABIさん、こんばんは
BITOTABIさん、こんばんは。
他社のカメラ、それぞれにキヤノンにはない良さがありますが、D700の歯切れの良さとお得感はずば抜けていますよね。
1Dsが秒5コマなので、5D2は秒5コマまで上げるわけに行かないという事情もあったんだと思いますが、次の5D3は秒5コマを達成して欲しいものです。
撮影している最中は、撮ること自体が楽しく、機種はそれほど気にならないとはいえ、D700に触れてしまうと気持ちが揺らいでしまいます。
他社のカメラ、それぞれにキヤノンにはない良さがありますが、D700の歯切れの良さとお得感はずば抜けていますよね。
1Dsが秒5コマなので、5D2は秒5コマまで上げるわけに行かないという事情もあったんだと思いますが、次の5D3は秒5コマを達成して欲しいものです。
撮影している最中は、撮ること自体が楽しく、機種はそれほど気にならないとはいえ、D700に触れてしまうと気持ちが揺らいでしまいます。
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ニコンに移っていく人が多いのも頷けます。
私の場合、キヤノンで頑張ろうと決心しても、いざニコン機を触ってしまうとすぐに揺らいでしまいます・・・
5D2と7Dだと、結局両方必要なんですよね。